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イエス(Yes) は、イギリス出身のプログレッシヴ・ロックバンド。

1969年にデビュー作「イエス・ファースト・アルバム - Yes」を発表、その年のブライテストホープとなり注目された。代表作は「こわれもの - Fragile (1972年)」「危機 - Close to the Edge (1972年)」、ポップ作品として成功した「ロンリー・ハート - 90125(1983年)」などが挙げられる。

バンドの傾向
リード・ボーカルで創作面のリーダーでもあるジョン・アンダーソンの哲学・世界観がその音楽に大きく影響し、このアンダーソンのヴィジョンに同調できるか出来ないか、という選択がバンド在籍の可否に大きく影響を及ぼしていると言われている。その為、優れた技術・センスを持ちながらもイエスにはフィットしないという理由でミュージシャンが加入/脱退/再加入する事が多く、不安定な活動が長年続いた。

その一方で、組織面でのリーダーであるクリス・スクワイアは結成当初よりグループを仕切り、アンダーソンが不在の時期もイエスを守ってきた。ギターのスティーヴ・ハウは途中数年のブランクはあるものの、代表曲の殆どをアンダーソンと共作しており、イエスを語る上で欠かせない人物といわれている。

また、アルバム「ドラマ - Drama (1980年)」でヴォーカリストとして参加し、1983年にロンリー・ハートで再結成した時にはプロデューサーとして商業上の成功に大きく貢献したトレヴァー・ホーンと、そのロンリー・ハートの作曲者で1980年代に音楽的イニシアティヴを握ったトレヴァー・ラビンの存在も、賛否両論ながらも評価に値するとされている。

1980年代末期から1990年代にかけて旧メンバーをも巻き込んでの分裂、融合、再編成など迷走が続いたが、現在は1970年代中〜後期のメンバーで落ち着き、穏やかに活動を続けている。

また、視覚面での貢献として、イラストレーターのロジャー・ディーンの存在はファンの間でも高い評価を得ている。幻想的な作風のアルバム・ジャケットやバンド・ロゴ、ステージ・デザインなど多くを手がけ、それらの作品とイエスの音楽は切り離せない、と言われるほど密接な関係にあるとされている。

2002年、のクラシック・ツアー、2003年のフルサークル・ツアー、2004年の35周年記念ツアーと大規模なツアーを行ったものの、その後スタジオ・レコーディングの新作を出していない。

2008年、ジョン・アンダーソン、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、オリヴァー・ウェイクマン(リック・ウェイクマンの息子)というラインナップでバンド結成40周年をふまえた世界ツアーを行うことが公式サイトにて発表された。しかし、ジョン・アンダーソンが急性呼吸不全によって健康を害したため、ベノワ・ディヴィッドをアンダーソンの代理として起用。ジョンは健康を回復したがイエスへの復帰は認めらず、ベノワがそのままイエスのヴォーカリストとなった。

歴代メンバー
ジョン・アンダーソン - Jon Anderson(vo)
クリス・スクワイア - Chris Squire(b/vo)
ビル・ブラッフォード - Bill Bruford(ds)
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