The Jon Spencer Blues Explosion

ツアー中
ラジオ再生

2,350,875 回再生 (158,885 リスナー)

購入 @ Amazon | 着メロを携帯電話に送信
検索オプション
マイ ライブラリに追加
ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロ-ジョンを語るには、その前身であるプッシー・ガロアというバンドを紹介しなければわかりにくい。プッシー・ガロアは85年にニューハンプシャー州出身のジョン・スペンサーがワシントンDCでジュリア・カフリッツ、ジョン・ハッシルと共に結成したバンドで、その後、ニール・ハガーティー(g)を加え、86年にはミニ・アルバム『Groovy Hate Fuck』を意気揚揚と発表。徹底したノイズパンク・サウンドは、聞くものの耳を破壊するために鳴らされたかのようなささくれた印象を持っていた。そして、ガレージ・パンクの聖地ニューヨークでの活動を決め、ボブ・パート(ds)にドラムをチェンジし、さらにクリスティーナ・マルチネスを加え5人編成でバンド活動をすることになる。だが、ニューヨークという最良の舞台で待っていたものは、何の注目も浴びず、皆無に等しいリスナーの反応だった。メンバーのニールは麻薬でボロボロの状態となり、バンドを脱退。クリスティーナも状況の悪さに脱退することになり、バンドは壊滅の道を歩んでいく。

だが、フラストレーションの溜まりきったそのエネルギーが、ジョン・スペンサーを逆に育む結果となる。パンクの衝動より刺激的な音楽ルーツを手繰り寄せる日々がジョン・スペンサーをさらなるバンド構想へと誘った。屈折した精神から掘り下げた結果、彼は見事一つの回答を得るのだ。

かくして、92年ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンは誕生。メンバーは、ラッセル・シミンズ(ds)ユダ・バウアー(g)、そしてジョン・スペンサー(vo&g)。デビュー・アルバム『The John Spencer Blues Explosion』をリリースし、プッシー・ガロアの延長線上にありながらも明らかに異質な流れを汲みだし、セカンド・アルバム『Extra Width』(93年)で完全にブル-スの要素へのアプローチを見せた。

そしてサード・アルバム『オレンジ』はパンクとブルースの融合を見事に果たした爆発アルバムとしてリリースされた。シンプルな中のダイナミックな衝動、パンク的な要素もブルース的なアプローチも全てはこれまでの鬱屈したエネルギーをもって一気に吐き出されたわけだ。剥き出しのギター、簡潔なサウンド構築、いやらしいコーラスワーク。ネイキッドだからこそリスナーには直接の刺激物となりえる。それほど、注目していなかったメディアもこの音には目を向けざるを得なかったし、アルバムを引っさげたライヴのすさまじさも話題になり、気が付けば世界中でJSBXファンを獲得していくことになった。

音への飽くなき追求が彼を突き動かし、遂には人をグルーヴに乗せた。この後、テクノ要素やファッション性も加味し、さらなる邁進を果たすのだが、根本にある精神を彼らは全く変えてはいない。畏怖と尊敬を感じるが、やり遂げる素晴らしさをもこのアルバムは教えてくれていると思う。
もっと読む… 編集

一言コメント: 一言コメント179 件

このアーティストをシェア:

ベストアルバム

もっと見る

ベストトラック

1
231
2
119
3
116
4
109
5
105
5
105
7
99
8
98
9
95
10
92
11
87
12
85
13
83
14
81
15
78
Amazon MP3 で全トラック購入
もっと見る

一言ボックス

コメントを残す Last.fm にログインする今すぐ登録(無料)。
全 179 一言コメントを見る

動画

もっと見る

イベント

もっと見る イベントを追加

ただいま再生中

ベスト・リスナー

もっと見る

最近のアクティビティ

関連ブログ

もっと見る

詳細情報

リンク
バンドメンバー
レーベル
その他スペル