バイオ

ザ・ビーチ・ボーイズ (The Beach Boys) は、1961年に結成されたアメリカのロックンロールバンドである。 米国西海岸の若者文化、特に青い海、ビキニの娘、サーフィン、自動車などをテーマにした軽快な楽曲で知られている。しかし同時に、複雑精緻で非常にユニークな『ペット・サウンズ』のような作品も作り上げており、プロのミュージシャンや音楽関係者を含む一部に熱狂的なファンを持っている。日本でも山下達郎はビーチボーイズを敬愛してやまない。

ルーツは黒人音楽であるR&BあるいはR&Rにあり、チャック・ベリーの『スゥィート・リトル・シックスティーン』をアレンジ(歌詞の他、詳細なメロディー及び編曲の部分の変更を含む)して『サーフィン・U.S.A.』を作った(ロイアリティの問題もあった)ことが典型的な事実と言える。

ウエストコースト・ロックの元祖に位置付ける見方もあり、アメリカン・ロックでは多くのバンドがそのハーモニーの影響を受けている。

明確な解散宣言はしておらず、オリジナルメンバーを含む数名がバンド名を引き継いでライブを中心に活動を続けている。 ただし、2004年時点で結成当時のオリジナルメンバー5名のうち2名は故人となっており、最盛期に多くのヒット曲を書いていた中心人物であるブライアン・ウィルソンはソロとして活動をおこなっている。

音楽の特徴

バンド結成時当時流行していたサーフィン&ホットロッドと呼ばれる楽曲群は、単純なコード展開にギターソロを加えたインストゥルメンタルが中心だった。ここにロックン・ロールと異なる分野の音楽と思われていたフォーフレッシュメンなどを代表とするコーラスによるハーモニーを乗せたところにビーチボーイズのオリジナリティがあった。

初期の楽曲群はハーモニー以外の点で大きく当時の流行とかけ離れたものではない。しかし、ソングライターでもあるブライアン・ウィルソン自身がアルバムのプロデュースをおこなうようになって以降、一見シンプルに感じられる楽曲でも、実際には複雑なコードやベース音の展開が使われていたり、アレンジにさまざまな工夫が施されるようになった。

例としてよく取り上げられるものに「カリフォルニア・ガールズ」のイントロ部分や、「神のみぞ知る」のベース音の処理、「グッド・ヴァイブレーション」におけるテルミンの導入、「キャロライン・ノー」の犬の鳴き声や列車の踏み切り通過音などの効果音の使用がある。これらの特徴は、ブライアンが敬愛したフィル・スペクターの影響も見られるものの、オリジナリティが強く他人に真似ができないものが多かった。ザ・ビーチ・ボーイズは孤高の存在であり、フォロワーが多く発生したビートルズと、時代の音楽の流れの中での位置付けに大きな違いがあると思われる。


メンバー

オリジナルメンバー

ブライアン・ウィルソン(ブライアン・ダグラス・ウィルソン、1942年6月20日-)
デニス・ウィルソン(デニス・カール・ウィルソン、1944年12月4日 - 1983年12月28日)
カール・ウィルソン(カール・ディーン・ウィルソン、1946年12月21日 - 1998年2月6日)
マイク・ラヴ(マイケル・エドワード・ラヴ、1941年3月15日-)
アル・ジャーディン(アラン・チャールズ・ジャーディン、1942年9月3日-)
ブルース・ジョンストン(ブルース・アーサー・ジョンストン 本名ビリー・ボードウィン 1942年6月27日-)

一時的に加入したメンバー

デヴィッド・マークス (ギター) 1962-1963,1997-1999
ブロンディ・チャップリン (ギター、ベース) 1971-1973 ※1997年以降はザ・ローリング・ストーンズのサポート・メンバーとして、コーラス、パーカッション、アコースティック・ギターを担当。
リッキー・ファター(ドラムス、キーボード) 1971-1974 ※後にビートルズのパロディバンド「ラトルズ」にスティグ・オハラ(ジョージ・ハリスン)役で参加。
グレン・キャンベル (ギター、ベース) 1964-1965 ※1964年末から1965年初頭にかけ、ツアーから離脱したブライアンの代わりに参加。元来ソロ歌手、スタジオ・ミュージシャンで、ビーチ・ボーイズのレコーディング・セッションに数多く参加してきた。

編集者 takaem (2008年 03月 28日 04:43)

このページのユーザー投稿テキストにクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもと、すべてご利用可能です。
またテキストはGNU フリー文書利用許諾契約書のもと、ご利用できます。

Factbox (?)

このアーティストに関する情報はありません

表示中バージョン 1. 旧バージョン表示もしくはこの wiki について意見交換

最近の wiki 全変更 のリストも表示できます。