Kate Bush

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ケイト・ブッシュ(Kate Bush, 1958年7月30日 - )はイギリスの歌手、作詞・作曲家。

ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアに見出されレコードデビューに至った。それ以前、自分で売り込んだ際はレコード会社からは見向きもされなかった。

デビュー当時はアイドル的な見方もされたが、高い歌唱力をベースに高音から低音まで様々な声質を使い分け、トータルで独自の世界を展開するアーティストとして評価を得た。ステージで歌唱する際はダンスやパントマイムなどの体技を交え、一種のパフォーマンスを展開することが多い(シャイな性格のため、と言われる)。早い時期から凝った内容のプロモーション・ビデオも制作しており、音楽とビジュアルの融合にも意欲を見せていた。

完成度の高い作品を志向しているためか、割合に寡作なミュージシャンである。

レコードジャケットに東洋風の絵柄を用いるなど東洋の文化への興味が強いと言われる。1978年の東京音楽祭に出演するため日本を訪れたが、それ以後は来日の経験はない。諸説あるが飛行機による長旅を嫌っているのが一因らしい。

日本では日本テレビの番組『恋のから騒ぎ』のオープニング・テーマ曲に彼女の曲「嵐が丘」が長年使われてきていることから広く知られている。

ケイト・ブッシュ(本名:キャサリン・ブッシュ)は1958年7月30日に英・大ロンドン(Greater London)ベクスレー区のベクスリーヒース(Bexleyheath)の比較的裕福な家庭に生まれた。父親ロバートは医師で、母親ハンナはアイルランド系の元看護師。ケイトが音楽に興味を持ち始めたのは1968年頃のこと。一年間のオーストラリア移住から英国に戻ったケイトは、その頃から父ロバートに就いてピアノを習い始める。またグラマー・スクールに通う頃になると、ケイトは多くの詩を書き始め、同時にヴァイオリンや聖歌隊のレッスンにも励み、自らの芸術的な感性を磨いていった。

1974年、音楽の道に本格的に進むことを決意したケイトは、学校を中退し、ビリー・ホリデイやジョニ・ミッチェルなど自分のアイドルに憧れながら音楽作りに専念。1975年には兄パディ達とともにバンドを結成し、パブにも出演するようになった。

1976年、ロンドン郊外のフラットに移り住んだケイトは、アダム・デューリアスによるマイムを教えるクラスへ入り、更にはリンゼイ・ケンプのもとに弟子入り。デビューの準備期間ともいえるこの時期をケイトは約1年に渡って過ごし、1977年に満を持してアーティストとして初の本格的なレコーディングに入った。なお、この時期にマイムのスクールでザイン・グリフ、デヴィッド・ボウイらと交流し、その後グリフのアルバムにも参加している。

1977年11月、エミリー・ブロンテの小説『嵐が丘』のTVドラマを見て作ったシングル『嵐が丘』 (Wuthering Heights)”でデビュー。全英4週連続一位を記録、同曲を収録したデビュー・アルバム『天使と小悪魔』 (The Kick Inside)も40万枚というセールスとなり、一躍大きな注目を集めた。

その後1978年に2ndアルバム『ライオンハート』 (Lionheart)を発表するも仕上がりが1枚目と同じく気にいらず、自分も裏方の仕事であるプロデュースをしなければと決心する。この後、西ヨーロッパでツアーを行い(映像ソフトがその後1981年に発売)、1980年の3rdアルバム『魔物語』 (Never For Ever)では共同プロデュース、1982年に『ドリーミング』では録り直しをして膨大なレコーディング費用がかかりレコード会社から嫌がられた事もあったが単独プロデュース、1985年『愛のかたち』 (Hounds Of Love)も自分でプロデュースをこなした。
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