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バイオグラフィー

  • 活動期間

    2005 ~現在 (19 年間)

  • 出身地

    Los Angeles, Los Angeles County, California, アメリカ合衆国

  • メンバー

    • Ashley Reeve
    • Davey Latter
    • Rachel Stolte
    • Solon Bixler

Great Northern:夢を見る、もしくはその夢から逃れる、そして自分自身から逃れる、そんな場所と時間を彷彿とさせるバンド名。きっとそれは日暮れ時で、だんだんと空が暗くなっていく。少し風が吹いているけれど、お気に入りのコートを着ていれば寒くない。それともふわふわの綿に包まれながら窓の外でも眺めていようかな。

壮大なワイドスクリーンにぼやけて映し出される心の奥深い部分—そんなイメージに相応しく喚起されたサウンドトラック。 Solon BixlerとRachel StolteがGreat Northernを始めた時に探し求めた音。二人は、一緒に音楽をやりたいね、などと時々話していた長年の友達同士である。ある日、Bixlerが一人でそっと作っていた音と共にStolteに声をかけて、それが実現した。

「Rachelとは七年来の友達になるよ」とBixlerは話す。「4トラックと一緒に、色々な所に行って演奏したんだ。曲を作りながらね。」

「音楽の好みが似ているの」とStolte。「バンドから離れている時期だったわ。彼が録り溜めたテープをくれて『この曲達の為にピアノを弾いて歌ってくれない?』って。それで私は『勿論!』って。それから6、7か月の間、その曲達が私の4トラックと彼のとを行ったり来たりして、やっとスタジオに入ってレコーディングを始めたの。」

頻繁なメンバー入れ替わりの後、ドラムのDavey Latterを迎え、やっと満足のいく形態に落ち着いた。「同じ友達の輪の中で一緒にツアーをしていたから、Daveyのことはずっと昔から知っているんだ」とBixler。「家族の一人がバンドに加わるみたいな感じだよ。」

繁栄するロサンゼルスの音楽シーンは、作曲家・指揮者である父親の影響を受けたBixlerのギタリスト、作曲家、編曲者としてのスキルにさらに磨きをかけた。そして彼自身の音楽をやり始める頃には、独自の視点を提示する事にBixlerは準備万端だった。しかも、その居心地の良い視点から飛び出して、他者の視点を受け入れる事に対してさえも、準備が出来ていたのである。

共通の友人を通じて、エンジニア・プロデューサーのMathias Schneebergerと出会い、彼の所有するDonner & Blitzenスタジオで「Trading Twilight for Daylight」を録音した際に、Great Norhternは豊かな創造の地を見つけた。Schneeberger (Greg Dulli、Joseph Arthur、Earthlings)は「ちゃんと分かっているんだ」とBixler。「彼はちゃんと理解している。ただ単に、音楽を美しく、大切で、素晴らしいものにしたいんだよ。」—「Mathiasは凄く良い耳を持っているんだ」Bixlerは続ける。「すごい編曲者でもある。僕達のアルバムの中でもギターとキーボードを弾いているよ。彼はまるでスタジオに住んでいるみたいで、朝4時までそこに籠って働いていたよ。次の日僕達が行くと、本当クレイジーなものが既に出来上がっていた。それでこう言うんだ、『もし気に入らなかったら、捨ててくれて構わないよ』。でも10つ中9つが最高だったよ。」

「Trading Twilight for Daylight」は、揺らめく様に美しく、それでいて荒く、微妙なバランスを上手く保つポップを聴かせてくれる作品だ。幾重にも重なったメロディーに更に、StolteとBixlerの持ち味である柔らかなコーラスが重なる。荘重なピアノと華麗なキーボードが、エレキギターとアコースティクギターにスタイリッシュに対立し、お互いを輝かせる。一定する主題は、陽が優しく暮れていく白昼夢時のまったりした気持ち、である様だ。暖かい音波のお風呂が心を満たしていく。幾度も幾度も浸かりたくなる。「よい気持ちになるでしょう?」Stolteが歌う。「夢を見ているのかしら?起きているのかしら?」

「曲達が聴いている人に色々なものを与える、という事がSolonと私には大事なの」とStolte。「私の頭の中にある曲達が、あなたが何度も何度も聴くものであって欲しい。でも毎回聴く度に何か新しいことを発見する、っていう。」

気まぐれな「lOw IS a hEIghT」は本当に素晴らしい曲である。だけど、何について歌っているのだろう?音から伝わってくる移り気を具体化するかのように、様々なことについて歌っている。その曖昧さは、最後の長いインスト部分に突入した時に頂点に達し、きわめて重要なものとなる。

喚き散らす激しさへと登り詰めていく「Telling Lies」は、トレモロギター、ボーカル、そしてLatterの芸術的なドラムが融合する、(短くはあるが)叙情詩的な楽曲だ。高い声で泣くキーボードとギターの音に興奮した信者たちが踊り狂う橋の上へと誘い出される。そこで、この美しい音の山に対照的な声の雪「aaah!」が降るのを目/耳にする時、自身も完全に中毒になってしまう。

「曲を作るのに決まり事など無い。曲自身が、どういう風になりたいのかを伝えるだろう。ある感情から曲へと発展する事だってあるし、その逆だってある。最終的に、ヘッドフォンから流れるその曲が、あなたを小さな旅へ連れて行ってくれたらそれで良いのだ。」Great Northernの場合、旅人は途方も無い地平線を前に歩き始めたばかりなのだ。

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