バイオ
デビュー当初はニューウェーブ色が強く、そのイメージからニューウェーブの代表格としてしばしば挙げられるが、初期メンバーのヴィンス・クラークが脱退してマーティン・L・ゴアが楽曲製作の中心になると、サウンド/アレンジ担当のアラン・ワイルダーがインダストリアルな音を取り入れ始め、徐々にオルタナティブ路線を強めていった。
メンバーの薬物中毒、サウンドの要だったアラン・ワイルダーの脱退、デイヴ・ガーンの薬物過剰摂取による自殺未遂などの苦境を乗り越えながらも、30年近くに渡るキャリアと(2006年時点で)世界で約9100万枚のシングル・アルバムを売り上げた記録を持つ、ニューウェーブのロング・ランナーであり最大級の成功者である。
同時期のバンドに世界最大規模のロックバンドとなったU2がいるのと、近年ややセールス面に伸び悩む部分があるため日本では過小評価されがちだが、2006年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの最優秀グループ賞を得るなど欧米での評価と人気は健在である。
デイヴ・ガーンの妖艶なバリトンの歌声とエネルギッシュなライヴ・パフォーマンス、マーティン・L・ゴアによる哲学的、神秘主義的かつ官能的な歌詞と哀愁を帯びた美しくダークなメロディ、そして壮大で重厚な音空間を感じさせるアラン・ワイルダーのサウンド/アレンジが最大の魅力だった。アラン・ワイルダーは1993年発表のアルバム『ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション』を完成させた後、バンドの曲作りへの彼の貢献が正しく評価されていないことを理由に1995年にデペッシュ・モードから脱退したため、彼のアレンジを惜しむファンは非常に多く、復帰が切望されている(アラン・ワイルダーの脱退はデイヴ・ガーンの薬物中毒が最悪の状態であった頃とほぼ時を同じくした)。もう一人のメンバー、アンドリュー・フレッチャーは「世界的に有名な一本指奏者」と自称しており、主にキーポードとプロデュースを担当している。
彼ら独特の美意識は、主にドイツや北欧を中心としたダーク・エレクトロ勢に受け継がれている。
また、ときに性的指向が曖昧な歌詞や1980年代に(特にマーティンが)好んで身に付けたボンデージ風ファッションによって形づくられたバンド・イメージからか、ゴスやゲイの間ではとても人気のあるアーティストである
メンバー
デヴィッド(デイヴ)・ガーン (David Gahan) - ボーカル
マーティン・リー・ゴア (Martin Lee Gore) - ギター、ボーカル、キーボード
アンドリュー・フレッチャー (Andrew Fletcher) - キーボード 愛称:フレッチ
ヴィンス・クラーク (Vince Clarke) - キーボード 1982年脱退
ヤズーなどを経て、現在イレイジャーで活動中。
アラン・ワイルダー (Alan Wilder) - キーボード、ドラム 1983年加入、1995年脱退
現在ソロ・プロジェクト、リコイルで活動中。
編集者 takaem (2008年 04月 11日 22:54)
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