Alcatrazz

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アルカトラス(Alcatrazz)は1983年にグラハム・ボネットを中心に結成されたヘヴィメタルバンドであり、イングヴェイ・マルムスティーンやスティーヴ・ヴァイを輩出したバンドである。1987年解散。2007年にグラハムが自身のバンドを率いてアルカトラス名義で活動再開。

1983年、マイケル・シェンカー・グループを解雇されたグラハムは元ニュー・イングランドのゲイリーとジミーと共にバンドを結成する。グラハムはレインボーで共演したリッチー・ブラックモアに良く似たギタリストを探すためオーディションを行い、元スティーラーのイングヴェイ・マルムスティーンを獲得。(イングヴェイ本人の話ではUFOの誘いも受けていたが、グラハムの方が歌が上手いと言う理由でアルカトラスに加入したという。)

イングヴェイを獲得したバンドはまだ正式なドラムが決まっていなかった為、スケジュールの都合で加入できなかったコージー・パウエルの推薦でクイーンのロジャー・テイラーと元アイアン・メイデンのクライヴ・バーを紹介してもらったが、ロジャーとはスケジュールの都合で断られ、クライヴに至ってはイングヴェイが拒否したため、加入にはいたらなかった。バンドは元アリス・クーパーのヤン・ウヴェナを加入させ、レコーディングに突入。

1983年12月にはデビューアルバム『NO PAROLE FROM ROCK’N’ROLL』をリリース。日本盤の伊藤政則のキャッチコピーは「泣くがいい。声をあげて泣くがいい。」であった。プロデューサーは、イングヴェイの希望により、アル・ディ・メオラ等を手がけたデニス・マッケイが務めた。

1984年1月には初来日を果たした。イングヴェイはリッチーに憧れているとはいえ黒い衣装、白いストラトキャスター、ギターを壊すパフォーマンスと全てリッチーのコピーであるため客から失笑がもれた。しかし「テープの速回しじゃないか?」と噂されていたイングヴェイのメロディアスかつ強烈な速弾きは紛れもない本物であった。そして、この初来日の東京公演を収録されたアルバム『LIVE SENTENCE』をリリースされるも、グラハムとの関係が悪化したのを理由にイングヴェイは脱退してしまう。後任には(同じく速弾きを得意とするとはいえ)イングヴェイとはスタイルを異にするスティーヴ・ヴァイを加入させ、1984年10月に再来日を果たした。初来日公演も再来日公演もライブ・ビデオが発売され好評であった。

1985年にはスティーヴを迎えての傑作「Disturbing The Peace」をリリースしたが、同年、スティーヴが当時ヴァン・ヘイレンを脱退したばかりのデイヴィッド・リー・ロスの誘いを受け脱退、後任にダニー・ジョンソンを迎え、3rdアルバム「Dangerous Games」をリリースするも鳴かず飛ばずで1987年に解散した。

2007年にアルカトラスはグラハム・ボネット(ボーカル)、ハウイー・サイモン(ギター)、ティム・ルース(ベース)、グレン・ソーベル(ドラム)のラインナップで再結成され、5月~6月に来日公演を行った。 オリジナルメンバーがグラハム・ボネット1人しかいないため、ジミー・ウォルドー、ゲイリー・シェア、ヤン・ウヴェナはアルカトラスの名前を使用することに対して異議を申し立てるべく米国で商標登録を申請したが、結局却下された。2009年にはドラマーがグレン・ソーベルからデイブ・ジャレクにメンバーチェンジした。

メンバー

* グラハム・ボネット(ボーカル)
* イングヴェイ・マルムスティーン(ギター 1983年 - 1984年)
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